人間の身体はかしこいようでバカなとこもある

こんにちは!
骨格調え人のNEOです。


わたしたちの身体には膝下にある2本の骨
脛骨と腓骨は上半身の体重を支える役目(脛骨)と
それを補う(腓骨)があります。
(地球の重力上で生きていくためにとても大切な骨)

メインは脛骨、サブが腓骨という感じかな。

今日はこのサブにあたる腓骨のお話しをしたいと思います!

腓骨は2つの役割あり、
1つ目は飛んだり跳ねたりと瞬間的に足にG(重力)がかかった時に
クッションとなる役目

2つ目が足首より先を3次元方向に動かす運動を可能にする役目
基本的に脛骨はあまり動かない骨なので、
主に腓骨の動きによって足首が動くようになっています。
(足首を回る、曲げるなどは腓骨の動きがあって可能となる)

さて、わたしもそうなんですが
日本人の多くは脛骨よりも腓骨に体重を乗せている人が多く
バレーボールを常に挟んでいるような0脚の立ち方になってしまっています。

0脚は骨盤の広がりだけが問題ではなく
脛骨ではなく腓骨に体重を乗せてしまっていたことも原因だったんです!

腓骨側に体重かけてしまうと、
人の身体はかしこそうだけどもバカなので
「これは大変だ!」と判断してしまい、
腓骨の弱さを筋肉でどうにかしようとしてしまうのです。

そうなると、腓骨の動きが止まってしまい(筋肉で固めてしまっている状態)
プラス、脛骨は仕事をしなくていいという信号にもなってしまって
腓骨側にどんどん体重をかけていくようになります。
なぜならば、腓骨周りを筋肉で固めてしまえば
でどーにかこーにか体重を支えられるようになるから
身体はそれでよし!となり、脛骨をますます使わなくなるという流れになっていきます。

0脚、ししゃも脚の出来上がり!(涙)

ならば、「脛骨に体重が乗れるように体幹を鍛えればいいじゃん!」と
内側を鍛えるトレーニングをしても、骨格ポジションがずれたままだと
結局、外側(腓骨側)の筋肉で内側に寄せているだけになったりで
本来の仕事(脛骨が体重を支える)ということにはつながりません。

本来の骨格構造の仕事をしてもらうためには
無意識でスイッチが入るポジションが大切になります!


そのためにまずは癒着やねじりとりが必要!

だって、筋肉でかためているのところを
まずは柔らかくしていかないと、中にある骨が移動してくれませんよね?


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